昔からの言い伝えでは、
①正月三が日は掃除をしてはいけない お正月は、福を払いのけないよう、掃除は控えるべきだとされています。
②水仕事をしてはいけない キッチン、バス、トイレの掃除、洗濯などの水仕事も、年神様を水で洗い流すことになるため、控えた方がよいそうです。
③刃物を使ってはいけない お正月に刃物を使うこともタブーとされていますが、これにはいくつかの説があります。「三が日に刃物を使わなければ、一年間を無事に健康で過ごせる」「包丁で切ることが、縁を切ることにつながる」「三が日は包丁を休ませてあげる」などです。
④ 煮炊きをしてはいけない かまどには、荒神(こうじん)様と呼ばれる火の神様がいると考えられています。三が日は荒神様に休んでいただくため、火を使う煮炊きは控えるべきだとされています。
⑤お金を使い過ぎてはいけない お正月にお金を使い過ぎると、その一年間はお金が貯まらないという言い伝えです。初詣のおさい銭は大丈夫だそうです。
お正月の三が日にやってはいけないことって、たくさんあるんですね。近頃ではそこまで厳密に守られることはありませんが、心に留めておきたいですね。
それにしても、お節料理にはちょっと飽きて来た頃ですね。